GRAGE  KENUMA

インパネ 表皮 貼り替え
2010/10
うちのミニも 流石に 劣化が進み BODYの全塗装をしましたが、 いよいよ 内装も綺麗にしたいと思いました。
インパネの表皮は カチカチになり ひび割れが進んでいます。
失敗しても 走行に支障はないので DIYにチャレンジしました。

インパネ表面に 何本か  このような裂け目が入ってしまいました。長年の収縮と表面の劣化で ぱっくりと開いています。
まず ウッドパネルを外 します。
インパネのアッパーは  3点で固定されていました。
これは 左側の下から見た締め付け部です
センターは コの字のス テーで 締め上げていました センターのナットをゆる めて コの字ステーを外した状態です。? 取り付けのメンバーにボルトが干渉していました。
右側の締め付け部です

ナットを外したところで す。
センターの締め付け部が干渉して真上に 抜くと ガラスに干渉して 抜け ません。無理矢理 斜め上 後方に ぐりぐりしながら なんとか 外すことが出来ました。
右側部分です。たぶん  古いミニはこの鉄板が インパネのアッパー そのものだったような気がします。

センターの部分です。ボルトを無理矢理 曲げて引き抜いたので 傷だら け。この穴・・・昔のミニの灰皿をはめるところでは無いかな〜 徹底して旧部品をそのまま使って 進化してきたんだな〜と 外すときは 設計ミスだろ と ぼやきながら作業しましたが 逆にあきれるほど 感心してしまいました。 外したインパネアッパーの裏側です。 錆浮いてますね。 これが 問題のセンターボルトです。ステーごと ひん曲がってしまいまし た。



捨てた訳では ありません。最後の姿を撮りました。バックが悪かったすね。
表皮を貼り替えるため クリップを全て外します。
マイナスドライバーで 1コづつ外しました。
クリップを外し終わり、表皮を端の方から丁寧にはがしてゆきました。カポッと外すことが出来ました。



純正は表皮の間に スポンジを発泡させて 成型してあるので表面が ソフトな感じになっています。そこで  新しい表皮の下に 薄いスポンジ(2mm)を貼り付けました
センター部分のスポンジです。
灰皿の回りにも スポンジを貼り付けています。下側は ちょっと失敗しましたが 表皮で隠れるので まあ  こんなもんでしょう。



貼り付けには スプレー糊を使いました。
シート貼り替えで有名な TOP LADYさんの WEBが大変参考になりました。
ハイ 3Mの スプレーのり99ってやつです。
スプレーした後 乾くまで 何回か 張り直しが出来ます。表皮を引っ張りながら 貼り付けるのですが 乾き始める直前は 結構強力な接着力がでるので 作 業がしやすかったです。
一番表面の部分に スプレーのりを吹きつけこんな感じで クリップで仮固定しながら 貼り込んでゆきまし た。



真ん中のもっこしは 灰皿の上の部分で 鉄板はこのようにふくらんでいることが 始めてわかりました。
裏側は 20mmぐらい折り返してここも スプレーして貼り付けます。オリジナルもこんな感じでした。
外した クリップは 再利用出来ます。クリップを打ち込む部分は スポンジがあるとうまく打てません。



灰皿部分を 裏からみると こんな感じで しわしわ。
バツ型にカッターで切り 裏に折り返し 接着しました。
ヘアドライヤーで 暖めながら 灰皿の周辺の もっこりに追従させながら、ひっぱって ひっぱって なん とか 良い感じに接着出来ました。
灰皿部分の 拡大です。下の方は いまいちですが そこそこ 綺麗に出来たと思います。



インパネアッパーを再組します。右側の取り付け穴も センターボルトを抜くときに 変形させていました。 小さめのハンマーで 平らにしました。
注意して組み付け ナットを締め直し。センターボルトは組み付け後 元の角度になるように 力業で曲げ治 して再組しました。SHOPでは ガラス脱着と一緒に作業しているのでしょうか? 謎です。
右側部分です。どうでしょう? まあまあ素人としては 許容出来るできばえです。

考え過ぎかもしれませんが 旧の部品をそのまま 使って 新しくすれば 旧の 再現が 簡単にできますよね。

何十年も 同じ車を作る・・・オリジナルに対する 自信、責任 

新旧で互換性が無い 最近の車も少しは見習って欲しいですね。
さて これが どのぐらい 保つか。自分で 耐久テストしてゆくようでs。

まあ こつはわかったし ENG修理に比べれば 軽いですね。

次にやるチャンスがあれば 色を思い切って 変えたいですね。
ガラス部分の吹き出し口です。今回 分解して やっとこの鉄板の吹き出し口が なぜ もっと後ろまで来な いのか?
わかった気がします。





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