Garage KENUMA
タイロッド エンド交換

2009・MAY
 ゴールデンWEEK直前 に MINIのチェックをしました。 左側のタイロッ ドエンド ブーツが破れているのを 発見してしまいました。
昨年 交換したばかりですが、ぼろぼろの状態です。右側はまったく 傷んでいないので 個体差なのでしょうか?
早速 ブーツ交換をしようとパーツを探しましたが、タイロッドエンド一式でしか 入手できないことがわかりました。



右側は まったく問題ありません 左側は 見てわかるように ブーツが破れて グリスも出てしまったようです


拡大すると こんな状態でした ボールジョイントプーラーで タイロッドエンドをナックルから外します


タイロッドエンドは ナットで締めたときに ナックルと圧入されています。 ボールジョイントプーラーでこのように挟み込み 外します。(ナットを少しゆるめた状態で 作業すると BOLT山をつぶすことなく 外れるときも ナッ トで止まるので 安全です) ナットを外すと このように外すことが出来ます。タイロッドエンドを STRG ギヤボックスのシャフトから 外すことが出来ます。ナットの位置を ねじ山の数で覚えておくと 最後の調整が非常に楽です。


上が 破れていたもの。下が 交換前のものです。新しく交換する タイロッドエンドはボールジョイン トにグリースアップ出来る ニップルがついています。この方がブーツ内にグリースを充填できてよいかもしれません 組み付けはナットを締め込むだけなので 簡単です。


外した ジョイントのブーツを外して 見てみました。 ジョイント自身は  ガタもなく まだ十分使えそうです。 交換用の ブーツさえあれば もっと簡単に安く修理出来るはずです。 外した ブーツです。 ひび割れが全周にあり オゾン、熱・・・等の劣化の ように思います

交換後は トーの調整が必要です。今回は外した ジョイントと交換した物が 同一長さの物だったのか、 ねじ山の 数合わせで ナット締め付けた状態で 直進性もまったく問題内状態でした。

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